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耳かき評論

耳垢タイプについて

その方によって耳垢は、かなり違ったタイプをしており、中には左右耳で違ったタイプと
いう方もいらっしゃいます。そういった耳垢の違いを、耳鼻咽喉科学会では「湿性耳垢
・乾性耳垢」の2種類に分けているだけです。
しかし実際には、この2種類で分類できない微妙なタイプもありますので、アカデミック
ではない私としては、分かりやすく独断的な分類をしてみました。
なお、この私的稚拙分類には学会的・医学的裏づけは全くありませんのでご了承ください!

耳垢タイプ分類

  • A.粉タイプ
  • B.ぬけがらタイプ
  • C.べとべとタイプ
  • * パン粉タイプ(AC中間タイプ)
  • * ちょいべとぬけがらタイプ(BC中間タイプ)
A.粉タイプ;乾燥した粉状の耳垢です。鼓膜近くまで自然に落ちやすく、後述の粘着材付き
綿棒を使わないと取れません。耳かきでは最もそうじ困難なタイプです。

B.ぬけがらタイプ;日焼けした皮膚がむけて細かくなったような、薄い「ぬけがら状」とも
言える耳垢です。

C.べとべとタイプ;主に皮脂腺からの脂分でできた、黄色い飴状の耳垢です。このタイプは
皮膚層内の皮脂腺までつながっているため、根深く粘着していて非常に掃除しにくく、
いわゆる耳かきで掃除しようとしても、その難しさは「運動場の雑草を土ならし
(グラウンドキーパー)で抜こうとする」ようなイメージです。

以上3タイプのAC中間として、粉タイプに脂分が加わって、油で揚げたパン粉を細かくした
ような「パン粉タイプ」もあります。
耳垢のすぐ後方のつきあたり、灰色部分が鼓膜です。
このタイプも奥へ落ちて行きやすいのです。

BC中間タイプとして「ちょいべトぬけがらタイプ」
(バターたっぷりのパイシートを細かくしたイメージです)もあります。

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